事業承継をする際には、株式を譲渡する場合でも、事業そのものを譲渡する場合でも、企業の価値を金銭的に評価する必要があります。

また、上場企業以外の株式について相続が生じた時にも、相続税の申告のために、企業価値を評価する必要があります。

企業価値評価をするにあたっては、インカム・アプローチ、マーケット・アプローチ、コスト・アプローチなどの考え方があり、さらにそれぞれの考え方に基づき複数の評価方法が存在します。

それぞれの評価方法にはメリット・デメリットがありますので、企業評価をする際には複数の方法を併用して企業価値を算出することが一般的です。