(事案の概要)

B社は、美容室を展開し、福岡市及びその近郊で数店舗を経営しています。最近も2店舗の新規開店を行いました。B社の売上高は増加していますが、会社としてはあまり利益が出ていない状況です。

店舗開店のための借入金の返済もなかなか厳しい状況なので、今後の戦略をどうすべきか悩んでいました。

 

(解決内容)

B社の財務状況及び経営状態を調査し、特に各店舗の売上などを比較して検討したところ、採算が出ている店舗と、そうでない店舗の差が大きいこと、採算が出ている店舗で人手が足りず、売上が頭打ちになっていることが判明しました。

そこで、投下資本の回収の点はひとまず見送って、不採算店の閉鎖を優先し、その人員を採算店に配備することとしました。その際に、従業員に理由を十分説明したうえ、従業員間で意思疎通が図れるようミーティングを複数回実施しました。

その結果、採算店の売上が大幅に向上し、投下資本回収の点を考慮しても十分利益が出る結果となりました。