（事案の概要）

Ａさんは、かねてから配偶者との擦れ違いを感じていました。そして、子供達も成人して独立したことから、配偶者との離婚に踏み切ることとしました。

ところが、配偶者はＡさんとの話し合いを拒否し、全く取り合おうとしません。Ａさんは、話し合いが全くできないため、弁護士にどのようにすればよいか相談し、受任してもらうこととしました。

（解決内容）

Ａさんの離婚への決意が固かったこと、一方で配偶者が任意の話し合いに応じない態度であったことから、すぐに調停を申し立てることも検討しましたが、念のため、配偶者に対して離婚についての協議を打診しました。すると、配偶者より条件次第では協議に応じてもよいという回答を得ました。

その後、Ａさんの離婚の意思が固いことを認識した配偶者との間で、財産分与を中心とする条件がまとまり、協議離婚が成立しました。