(事案の概要)

Bさんは、不貞行為を行った配偶者と離婚について話をしています。配偶者は離婚すること自体は受け入れるとのことですが、親権、慰謝料、財産分与等で交渉が難航していました。

Bさんは、調停の申立も考えたのですが、調停になると時間がかかり、また不利な条件で離婚が成立するのではないかと心配であったため、躊躇していました。

 

(解決内容)

Bさんと配偶者の離婚の交渉は、感情的な対立が大きいこともあり、成立することは困難な状況でした。

そこで、Bさんに、調停になっても必ずしも時間がかかるとは限らないこと、任意の交渉ではかえって時間を要することが考えられること、十分な主張を行えば不利にはならないことなどを説明し、これに納得したBさんは調停を申立てました。

調停では、お互いに冷静に交渉を行うことができ、3回目の期日で離婚が成立しました。