平成28年10月19日、日本弁護士会が主催する企業会計講座に参加してきました。

今回の講座のテーマは、企業価値評価と財務デューデリジェンスの実務についてでした。企業価値評価とは、企業の金銭的な価値を評価・算出するもので、財務デューデリジェンスとは、企業価値評価にあたり、企業の財務諸表の適正性を検証することです。

企業価値評価が問題となるのは、事業承継をする際や、上場企業以外の株式について相続が生じた際です。

企業価値評価の方法には、コスト・アプローチ、インカム・アプローチ、マーケット・アプローチの考え方があり、それぞれに様々な方法があります。そして、それぞれの方法にメリット・デメリットがありますので、企業評価をする際には複数の方法を併用して企業価値を算出することになります。